日高紀行(7月14日その2)
10時29分。
列車は苫小牧を後にします。
苫東を通過し大きな製紙工場を見ながら南東方面へ。
製紙工場が無くなると民家も途絶えがち。
苫小牧を出てから30分ほどで鵡川駅に到着。
苫小牧行の列車とすれ違います。
鵡川をでてしばらく走ると日高門別に到着。
門別から先、浦河までは日本最大の馬産地となっています。
競走馬のほとんどがこの地方の出身。
北海道の他の馬産地としては九州、千葉、青森が生産地。
社台ファームもシンボリ牧場も元々は千葉の生産者です。
苫小牧で調達したビールと駅弁で乾杯w
海と放牧地の間を縫って列車は走っていきます。
日高門別を出て50分で静内に到着。
日高の馬産の中心地。JRAの場外馬券売り場もあります。
ここで10分停車。
ちょうどお昼時なので駅舎内の立ち食いそばで補給。
ごぼう天そば400円。
そばを食べ、列車に再び乗車。
山よりを走ったり海よりを走ったりして小一時間で浦河に到着。
日高地方の名産としては昆布が有名ですが、7月中旬から昆布漁が開始されます。
取ってきた昆布は海岸の干し場で干すのですが、浦河の少し先から列車は干し場の中を進んでいきます。
列車の風圧で昆布が飛ばされますw
カタンコトンと列車は走り、13時39分に終点の様似駅に到着。
折り返しの時間まで一時間弱あったのでBD-1を広げて2キロほど走ったところにある様似漁港を見に行く。
駅に戻って切符を購入。
手書きの切符でしたよ。
14時34分発の列車で日高線を折り返して今日の宿泊地である新冠を目指します。
(つづく)
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