TVK「新車情報」三本和彦さんが降板
高速道路と一般道と山坂道をドライブしてインプレッション。
走行性能はもちろん静粛性や室内空間の広さ(頭上に拳何個分とか)を紹介。
「三角窓」
「頭の上にはコブシ何個分」
「いつもの山坂道にやってまいりました」
など数々の名台詞が生まれました。
燃費計測ももちろん実行。満タン法での計測なのでメーカー広報が青くなるような数値を番組で発表w
CMのあとスタジオにクルマとメーカーの開発主査・広報を呼んでガチで叩く。
褒めることはめったにないw
外車だから(・∀・)イイ!!
とか
大きい車だから(・∀・)イイ!!
とかそんなことは言わない。
消費者から見た使い勝手を正当に評価していた数少ない番組。
例えばカーラジオのアンテナ。
デザインからクルマの中心線に手動アンテナを配置したクルマは開発担当・広報に対してボロクソに言う。
曰く
・運転席から座ったまま伸縮操作が出来ない
・社外から立って伸縮するときに服が汚れる
・従ってアンテナは運転席側に立てるべきだ
このように使う側に立ってデザインしていないクルマに対しての評価は辛口です。
広報が口を滑らせて「貴重なご意見として次回のクルマの時には検討させていただきます」なんて言おうものなら。三本翁から「そんなものは何年も前から(27年やっている番組ですから)言っていて今更検討も何もないでしょう!」と口角泡を飛ばして叱るw
そんな調子ですから三本翁が褒めると開発担当は本当に嬉しそうな顔をしますw
日本のメーカーが作るクルマで国内向けと輸出向けで仕様が違う(輸出用のほうがイイ物を使っている)こととかを知ったのもこの番組。
最終回にはトランクの広さを測るときに使っていた通称「不躾棒」(三本翁が必ずメーカー担当者と話す前に「大変不躾な番組でございますが」と話すことから命名された棒)を視聴者プレゼントしていただきたい!
メーカーに媚売らず評価してくれる貴重な方だっただけに非常に残念。
1931年生まれだそうです。
機会があれば今後もこのような番組で日本のクルマを批評してほしいと思います。
次回のTVKでの放送は13日。クルマはマツダのプレマシー。
三本節を見られるのもあと3回です。・゚・(ノд`)・゚・。
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